Nov 1/2004 [コンピュータ・スキル] 動画にマスクをかけて、患者情報を消す。
Q

プレゼンテーションを行う際には、患者情報を消さなくてはなりませんが、動画ではどのようにしたらよいのでしょうか。

A

QuickTimeには「マスク」と呼ばれる機能があります。これを用いれば、消したい部分を「マスクする(隠す)」ことが可能です。なおQTはProバージョンが必要です。Proバージョンは3800円と安価で、いつでもインターネットからダウンロードできます。

■全体の手順

1) 動画の表示画面サイズを調べる

2) そのサイズと同じマスクを、Photoshop で作る。

3) QuickTime にマスクを設定する。

以下、かなり長く見えるかもしれませんが、普通は省略する手順をすべて表示して説明しているためです。すぐに習得できると思いますので、がんばってください。

■Step 1

動画の表示画面サイズを調べる

まず適当な動画を開きます。ここでは、左上に認められる患者さんのリストを削除しようと思います。

(この説明では、判読できないような細かい文字になっています)。

「Ctrl + J」を押すか、もしくは「ムービープロパティの表示」を選びます。

表示はWindows版で行っていますが、MacでもCtrl+Jは同じです。

するとこのようなWindow が表示されます。
ムービーから「ビデオトラック」を選択します。
グラフィックモードから「サイズ」を選択します。
サイズを調べます。

ここでは720×480 pixel であることがわかります。

■Step2

上記サイズと同じマスクを、Photoshop で作る。

Potoshopで新規ファイルを作り、幅と高さを720×480にします。

解像度は72 pixel/inchで良いようです。

ご覧のようなツールバーが表示されますから、左下の、描画色を決める四角をクリックしてください。
色が真っ黒になるように設定してください。カーソル位置にあるSおよび Bの値が0になればよいです。直接0を入力しても OK です。

注意:これは厳密に黒「ゼロ」であることが必要です。1などの値が残ると、きれいにマスクできません。

バケツアイコンを使って画面を真っ黒に塗ってください。

バケツアイコンは先程のツールバーの左側上から5番目です。

動画を参考にしながら、隠したいところに相当する部分を、領域選択アイコンで囲んで、カットしてください。カットして白くなったところが、 mask されるところ(隠されるところ)です。

領域選択アイコンは、先程のツールバーの左側上から1番目です。

適当な名前で JPEG 保存します。ここではmask.jpgというファイル名にしました。

■Step3

3) QuickTime にマスクを設定する。

QuickTime に戻ります。

先程の「ムービープロパティの表示」から、マスクを選びます。

設定をクリックします。
先程のマスクを選びます。
するとこのように、マスクの形状が表示され、左上が欠けてていますね。(白い部分が見えなくなる)
実際の QuickTime の画面上でも、同様の部分がマスクされています。これにより、患者さんの情報を消すことができるわけです。
て、実際には、もう少し下の方まで隠された方が良いですよね。ここに示した方法では、これは試行錯誤でやることになります。もっと上手にやるためには、QuickTimeの画面をCtrl +Cでコピーしておいて、これをPhotoshop上でCtrl +N (新規)を作り、ここにCtrl + V(ペースト)して、「マスクのための画像」とこの画像を、違う layer に入れて、直接比較しながら作業を行うと一発でできます。(この記事は、11月7日に修正しました。ご教示をいただいた読者の吉田さん、ありがとうございました)

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