6/Mar アーチファクトクイズ
最近遭遇した面白いアーチファクトを提示します.

患者さんは74才の男性で,頸椎MRIを撮るために来院しました.

服を脱いで「下着だけ」になって撮ったのですが,最初に撮影する位置決め画像で左のようなアーチファクトがでました.一見して分かるとおりsusuceptibility artifact(磁化率アーチファクト)ですが,さてこのアーチファクトはどんなものによって生じたのでしょう.

アーチファクトの出ている写真
対策後
解答

 患者さんの着ていた「下着」は,いわゆる「ラクダ」のようなものでした.よく見ないと分からなかったのですが,図のように丁寧にピップエレキバンを小さな布で縫いつけていたのでした.

 患者さんは男性のため,下着になれば普通は金属類はついていません.外からは分かりにくかったこともあり,検査をしたあとで異状に気が付いたというエピソードでした.

 もちろん検査前には体に金属がついていないかどうか問診をおこなっていますし,紙に書いたチェックポイントも渡しているのですが,ときどき実際の現場ではこのように患者さんからの申告がないことがあります.

 しかし,自作の磁石着きラクダとは...

     このような事例もあるのですね〜.

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