Feb 6/2003 無線LAN対応液晶プロジェクター/デモ
日ご紹介した無線LAN対応液晶プロジェクターのデモをしていただきましたのでご報告します。これはかなり使える機械ですね。実用レベルに十分達していて、かつ便利です。

Macには対応していないようなので、ぜひすぐに対応してもらうように運動しようと思います。


はい、デモ機を持ってきてくれた、エプソン販売の釜谷さんです。

右側にあるのが無線LAN対応の液晶プロジェクターです。

左側は、いま医局で使っている東芝製のものです。陰に隠れていますが、この装置には書画カメラがついていて、プロジェクターの上に置いた本なども投影できる優れものですので、医局会ではかなり活躍しています。この装置の大きさはごく普通のものですが、これに比べると新しいEPSONのものがかなり小さいことが分かりますね。

クローズアップ写真です。レンズの左側に、無線LANカードが入っていますね。
その拡大です。802.11b規格ですから、これは普通のノートPCなどに使っているものと同じですね。PCカードスロットに差し込むようにして使います(おそらく同じ規格だと思います)
信号を送る(つまりプレゼンを行う)ノートPCはこのようです。何のことはない、単なる無線LANカードを付けたノートPCですね。きわめて汎用性が高そうです。

なおノートPCはPentium III 700MHz以上を推奨しているようです。(あまりpoorなCPUだと遅いそうです)

使用するときには、専用のソフトウエアを立ち上げます(「EMP NS Connection」という名前のようです)
立ち上げると、このように、無線LANの電波を出しているプロジェクターを認識します。このプロジェクターは「EMP0019BE」という個体番号をもっているようです。
選択すると、このように「キーワード」を聞いてきます。これはパスワードではありません。以下2つの写真で説明します。
接続前には液晶プロジェクターはこのような画面を投影しているのですが、これを拡大すると...
こんなふうに書かれています。ここに書いてあるキーワードを入力すればつながる、というわけです。つまり「キーワード」とは、多数の接続プロジェクターがあるときのための識別用番号ということになります。
で、キーワードを入れると、ノートPCの画面が左のようになりますが、プロジェクター(右)に同じものが投影されます。非常に簡単です。
こんなに簡単ならMacでもつながるのでは... と思い、AirMacコントロールパネルを見ると、あ、いますいます。「EPSON」という名前の送信装置が表示されています。
ところが、つなごうとすると、このように信号レベル(青の棒)はめちゃめちゃ強いのですが、「しようできません」と表示されます。やはり特別な接続ソフトがいるようです。

開発の予定を聞いたところ、「予定なし」ということでした(T_T) でも釜谷さんは、ニーズが多そうならかけあってくれる、ということなので、みんなで合唱しましょう。だいたい、医局に入れるのには、両方を満足しないと反対する人がいて障害になりますよー。

■TEST1: トランジション

さて、ではこの無線LANプロジェクターの反応速度はどのくらいでしょうか。トランジション(画面切り替え効果)のあるスライド原稿を用いて、ノートPC上のオリジナルの動作速度と、液晶プロジェクター上の動作速度を比較しました。
(動画を見るには、
右の画像をクリックしてください: 203KB)

左:ノートPC、右:液晶プロジェクター

ごらんのように、最初だけすこし遅れますが、しばらく経つと追いつくことが分かります。この位のタイムラグならかなり実用性は高いと思います。

■TEST2: 動画

次に、動画像の動作について調べてみました。
(動画を見るには、
右の画像をクリックしてください:102KB)

左:ノートPC、右:液晶プロジェクター

動画の表示は、トランジションとは異なり、まったく遅れがないと言って良いと思います。トランジションは少しタイムラグがあるが、動画の表示はほぼリアルタイムであるということが分かりました。

線LAN環境は、自宅やオフィスだけでなく、繁華街でもどんどん整備されつつありますが、これを用いたプロジェクターも非常に実用性が高いことがわかりました。将来の学会(3年ぐらいはかかるかな...)ではこれを使って継ぐようになるでしょうね。いよいよ今月末か来月発売の「PowerPoint疑問氷解 XP 〜Windows XP + Office XP版」でも触れたのですが、接続トラブルのうち、最近は「接続ケーブルの劣化」によるものが発生してきています。これはプロジェクターが一般に広まって3年ぐらい経過してきたので、そろそろケーブルに断線などが生じてきているためです。ケーブルの劣化は外から見てわからないので大きな問題だと思っていますが、無線ならこの問題は解決しますね。

なおこれはEPSONさんの受売りなのですが、この無線LANプロジェクターは、他社のもの(数フレーム/秒)よりもかなり速い20フレーム/ 秒の転送能力があるそうです。値段は定価60万円ぐらいで、事務所で買うものとしてはごく普通の価格帯であり、むしろこの機能は安価だと言えるでしょう。ただし購買力がある医学、生物などの分野に売りこみたいなら、Mac OS対応は必須と思われます。釜谷さん! ぜひ頑張ってください。

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