壁掛け型超短焦点プロジェクター(EPSON EB-465T)で
医用画像投影を試してみました

 私の勤めている東海大学工学部(医用生体工学科)は湘南キャンパスにあります。医用生体の
学生は1・2年次をここで学び、3・4年次は大学病院のある伊勢原キャンパスで学びます。
 当学科は2年前に新設されたので、来春はじめて3年次学生が伊勢原に来ることになります。
これにあわせて医学部1号館内に教授室を用意してもらえることになりました。

 せっかくの新しい部屋ですから、プレゼンテーションを行い易くしたいと思い、用度課などに
相談にのっていただいたのですが、カタログを見ているうちに「壁掛け型超短焦点プロジェクター」
があることを知りました。これは以下のように(とくに少人数用の部屋でプレゼンをする際には)
大変すぐれた特長を有しています。

advantabeshortfocus

ただ、このような構造ですと、プロジェクターからスライド上端までの距離と、下端までの距離に
かなりの差があります。投影するのは医用画像ですから、上下で明るさに不均一があると問題です。
そこで、2002年以来、久しぶりに、2011年7月に、西新宿のエプソン・スクエア ショールームへ
行って試させてもらいました。

↓実際の設置状況をみると、こんなにsteepな角度で投射されているのですね。

angleimage

↓プロジェクターを横からと下から眺めてみると、レンズが斜め下に向けて装備されていることが
わかります。このような配置になっているので、影が出来ない優れた性能を発揮するわけです。

sideviewunderview

↓後述する「編集機能」を用いるため、投影画像の位置calibrationをしている様子です。
このように真っ白な背景だと、上端中央にかなり光量が強い所が認められますので、医用画像に使えるかは
やはり心配です。

calibration

↓というわけで、いよいよ実験開始。小腸のCine MRI* で試して見ました。動画で御覧ください。


↑ここで説明しているように、医用画像でもほぼ大丈夫だとわかりました。
投影スクリーン上で画像を編集するわけではありませんし、プレゼンなら何ら問題は
生じないと思います。思っていたよりも素晴らしかったので、感動しました。

 

↓そのほかご覧のように、編集機能として、PowerPointやワードを表示しながら、その上に文字や
図形を書き込めます(クリックするとエプソンの動画サイトが開きます)。
Win/Mac両者に対応しているとのこと。

edit

 

↓またこのようなインターフェースボックスもあるので、様々な接続に便利に使えます。

interfacebox

 

というわけで、私はこの製品の導入を申請することにしました。研究発表をするのが
楽しみになります (^^)

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* Cine MRIによる小腸閉塞の画像診断(動画説明・文献)については、このページ
 御覧ください。