Oct 16/2002 Photoshop7.0で自動的に連続画像処理をする(その2)
さて今回は、Photoshop 7.0の「アクション」機能と「バッチ」機能を使って、フォルダに入っている画像を完全に自動処理をする方法について説明します。
まず最初に、デスクトップ上(どこでもよい)に、preとpostという名前のフォルダを作っておきます。

preは処理前の画像を
postは処理後の画像が

入るフォルダです。

今、「pre」フォルダに、処理したい画像を入れておきます。自動処理をしたいので、当然複数枚です。

ここでは01.jpgから05.jpgまでの5枚の画像があります。

アクションフォルダを作る前に、最初の画像「01.jpg」を開いておきます。
次に、「ウインドウ」メニューから「アクション」メニューを開きます。
そうすると、前回作った「解像度」用のフォルダが現れます。

下の紙がめくれるような感じのアイコン(「新規」を意味するんでしたね)をクリックします。

これは、「新規アクションを作成する」という命令になります。

そうすると、アクション名を聞いてきます。

ここでは、前回よりもたくさんのことをさせるようにしましょう。ここでは、

1) カラー画像をグレースケール(白黒)にする。
2) 解像度を72pixel/inchにして横幅を400dpiにする。
3) 自動的に明るさ(レベル)を設定する。
4) web用に最適化して保存する。

の4つをさせようと思うので、それが分かるような名前「gray_72_400_autoL_webS」をつけました。分かればどんな名前でもかまいません。

名前を付けたらOKすると、自動的に記録が始まりますから、
先ほどの画像に連続的に作業をしていきます。間違えないように
慎重にやりましょう。

最初にグレースケールに変更します。

(本当にいいのかと確認されるので、OKします)

次に解像度を変えます。
最初に72pixel/inchに変えて、

次に幅400pixelを入力します。

(注:先にpixel/inchの値を変えないとうまくいきません=幅を入力した後に解像度を変えると、幅の数値も変わってしまうため)

上記を実行すると、このように白黒のが像で、解像度72pixel/inch、大きさ横幅400pixelの画像になります。

まだ記録は続いています。

次に自動レベル調整をします。

(注:ここでは自動レベル調整を例に挙げていますが、自分で「大体このくらいという値」にすることもできます。必要な人は以下の小さい字を読むべし)

「レベル補正」
→レベルを変える。
→「保存」の動作を(アクション記録に)先立って行っておいて、「レベル補正」
→「読み込み」でこの条件を実行すれば良いです。ここでは詳しく取り扱いませんから、各自試してください。

さて実行するとこのように明るさが変わりました。

ちなみにこの「自動レベル」はコンピュータが決めてくれるので、このように白飛びしてしまうこともありますが、ここでは無視して話しを先に進めます。

最後に、「Web用に保存」を実行します。
そうするとこういう画面になります。左の元画像と、右の変換後画像の品質が表示されますから、適当な条件を選びます。
具体的にはこんな風に条件を選びます。

web用の画像ならJPEG、標準(画質30)、もしくは高画質(画質60)ぐらいが適当でしょう。

コンピュータ画面のキャプチャなら、GIF画像のほうがサイズが小さくなることが多いです。

Photoshopのこの機能は優秀で、きわめて圧縮効率がよいものです。なおこのときの保存条件は、自動実行するときにそのまま反映されます。

OKすると、保存先を聞いてきます。

ここではさきほど作って置いたDesktop上の「post」というフォルダに保存することにします。

ファイル名は修飾しないでおきましょう。自動実行にはそのほうが便利です。

保存してもPhotoshop上には開いた画像が残っているはずなので、これを閉じます。

閉じようとすると右のようなメッセージがでますが、すでに別に保存してあるわけですから、「保存しない」をクリックします。

この画像を閉じる動作は、自動実行する際に重要になります。(これをやっておかないと、Photosho上に画像が多数開かれ、処理速度が遅くなる)

さて、このとき「アクション」フォルダにはこのように記録されているはずです。
最後に、左の四角をクリックして、記録を終了しましょう。

(注:一番下の「開く」はキャプチャしたときの間違い)

これで自動実行の準備ができました。

さていま行った一連の手続きを自動実行させるためには、

「ファイル」→「自動処理」の「バッチ」を起動します。

セット「解像度」
アクション「gray_...」を選びます。すぐに行ったなら、初期値で設定されているはずです。

次に読み込む画像を入れたフォルダを指定します。

これは最初に決めたデスクトップ上の「pre」フォルダですね。これを選択します。
選択されたフォルダ名が正しいことを確認してください。

また、「実行後」は「なし」(処理なし)でOKです。

これは、一連の動作中にすでに「web用に最適化保存」をして「閉じる」までしてあるからです。保存されるフォルダは、記録中に指定したところ(この場合「post」)になります。

実行すると、自動処理が始まります!

最初だけこのようなエラーがでます。これは最初に1枚だけ処理をしてあるからなので、そのまま「置換」を押してください。その後は完全に自動的に処理が進みます。

できあがったファイルです。

「pre」にはサイズの大きな元画像が格納されています。

「post」には、処理後の画像(ファイルサイズは小さくなっている)が保存されたことがわかりますね。

このようにして、自由に一連の動作を記録して、バッチ命令で実行できるのです。


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