Sep 18/2002 Bフレッツ(その5) - 費用相応の効果はあるか?
フレッツを入れてみて感じたことは、たしかに光ファイバーは高速であるのですが、それを最大限に利用するシーンはまだ限られるので費用効果比が低いことです。たとえばフルスクリーンの動画が楽しめるといっても、それに対応するコンテンツはまだ少なく、またあったとしても多くは有料です。無料のテレビをみればほとんど事足りると思っている多くの人にとっては、現時点ではオーバースペックということになるでしょう。このため、ごく普通の状況なら、半値で済むADSLで十分と言えると思います。しかし現時点においても、光ファイバーのほうがよいであろうケースは存在するようです。そこでこれらを下の図にまとめ、考察してみました。
1) 電話局から遠い。

 ADSLは電話局からの距離が遠いとどんどん伝達効率が悪くなると言われています。従って電話局から離れている人は、お金を払っても光ファイバーのほうがいいでしょう。あなたの家の電話から、電話局までの距離はNTTが提供しています。下のリンクをご覧ください。ちなみにウチは4キロも離れていたので、ADSLではあまり性能が期待できないことになります。これも光ファイバーにした大きな理由です。

距離や伝送損失を調べるにはこちら

典型例のグラフを見たい人はこちら

2) フルスクリーンでみたい。

 あなたの要求を満たすには、光ファイバーしか選択肢がありません。前のページで述べたように、テレビ電話的なことに使いたい場合にも光ファイバーが必要になります。

なお、現時点で「ブロードバンドコンテンツ」と呼ばれているものは、ほとんどが1Mbpsの速度がでていれば鑑賞できます。ですから特別に光ファイバー向けのサイトを持っているところにアクセスるような環境でないと、性能をフルに発揮することはできないことに留意が必要です。

3) インターネットでハードディスクのバックアップをしたい。

 従来まではこんなことは考えられなかったのですが、12.5MB/sec の転送速度があれば、インターネット上のHDにデータを高速コピーすることができます。実際にappleの.Macとか、USENの行っているBROAD GATE01とかは、ハードディスクスペースを用意してユーザーに貸し出すサービスを行っています。この値段はまだ1GBで年間3万円程度と高価ですが、データが火災などでも確実に保持されることを考えると今後の選択肢に入ってくるものだと思います。なおUSENのサービスでは、固定のIPアドレスを割り当ててくれますので、距離の離れた2世帯でこのサービスに加入し、お互いにデータをやりとりすれば、数十GBのHDにデータをバックアップすることも可能になると思われます。

4) 光ファイバーが選べない。

 これは現時点ではADSLを選択するしかありません。しかし現時点では決定的なdisadbvantageとは言えないので、気落ちすることはありません。もう少したってより安価になってくるころに移行するということでいいと思います。

5) 主に無線LANで使用する。

 前ページで述べたごとく、無線LANを介すると、せいぜい5Mbpsしかでません。従って光ファイバーでの接続とADSLの接続で速度に差がでないことになります。このような人はADSLのサービスを利用した方が得策ということになります。

なお、USENのBROAD GATE 01サービスは、1) 値段が同じ程度、2)固定IPアドレスをくれる(遠隔でコンピュータにアクセスできる)、3) 基本料金にUSENのブロードバンドコンテンツをみれる権利が含まれている、4) 9月中は基本料金半額、5) ホームページスペースとメールアドレスももらえる、という特長があり、NTTのBフレッツよりも明らかに得です。自分も(Bフレッツに入ったばかりでちょっともったいないが)USENに変えようかなかなと思っているところです。web pageはここですので、一度ご覧になるといいと思います。

\ HOME (MRI)\HOME (PowerPoint)\自己紹介\MRIの本\学会報告\
\ 学会TIPS\発明\便利グッズ\\最近の活動\Taro's\LINKS\