6/Feb 実験:パイナップル
Peeling Projection (福島県立医科大学 森谷浩史先生のご好意による)
右と下は,RSNA 2000で発表された,                 マルチスライスCTを使った胸部の画像です.
森谷先生のPeeling Projectionや,
赤羽先生のCurved Surface Reformat (CSR)は

いずれも従来横断像のみの観察で行われていた診断を,表面に近い部分のタテ切り方向から見ることにより,病変の認識に新しい情報が付加される可能性を示しています.

そこでパイナップルを使って簡単な実験を行い,このような現象を再現してみました.    

CSR (東京大学 赤羽正章先生のご好意による)

赤羽先生のコメント:

Sarcoidosisらしいゴツゴツした小葉間隔壁の肥厚やスリガラス状濃度上昇の分布が一目で把握できます


まず,このようにしてパイナップルを切り出しました.

いつもの観察方向である,上から(横断像)では,         中心から放射状にすじ(索状影)が観察されます. しかし,側面から眺めると,あたかも肺の小葉構造のような模様が認められます.このように観察方向を変えることによって初めて認識し得る構造があるということがわかりました.

ちなみに,剥いた皮と         中身の関係です.
さらに,剥いた皮と残りの関係です.           上下2つを重ねると球形になりました.

なんとなく面白かったので..../^.^/