Toshiva - CT (Aquilion One Vision version), MRI

0102

↑東芝ブースでは、Aquilion Oneの改良版である、Vision versionが発表されていました。今までの0.35sec/rot→0.275sec/rotになったそうで、これはつまり、1秒間に3回転ぐらいしていたのが、4回転ぐらいするということですね。これによる加速度は、30G→48Gになるそうです。20キロのものが1トンになってしまうというすごい加速度。このために、内部のX線管球などの耐G性能を上げて作りなおしたとのこと。

高速回転するとview数も不足するわけですが、こちらも2300view→2900viewになったそうで、0.275秒回転でも、800viewがとれるため、従来の0.35秒回転での900viewに遜色のない撮影が、腹部などでできてしまうそうです。

↓そうするとこんなボタンの実装ができるようになります。これは、0.275秒でパシャッと撮影するスイッチ(名称〜)。16cmの範囲があるAquilion Oneならではのものですね。小児等の撮影を、ちょうど息が止まった時にする、などの用途に使えるそうです。なるほどねぇ。日本は、法律により、撮影室内に曝写スイッチを置くことが許可されないそうで、残念ですね。

03

そのほか散乱線をさらに20%低減できる内製グリッドなどを採用したとのことでした。

↓そのほか、PROTECTと呼ばれるサービスが米国では始まったそうです。

04

↓これは、Radimetricsという民間会社が行なっているもので、患者さん個人個人の被曝データを一元的に管理する、というサービスを提供しているそうです。つまり、累積医療被曝 (Cumrative radiation dose)が分かるようになるわけですね。Radiology誌にMayo Clinicの患者さんの累積医療被曝についての報告がなされて話題になりましたが、このような管理をするのは重要ですね。

ちなみに病院がこういった契約をradimetricsとするmotivationとしては、その病院のサービスが良いことや、放射線被曝に気を遣って低減に務めているということをアピールする狙いが考えられるようです。なるほど。

05

↓ そのほか、これは日本でも(とくに名称を付けずに)しているサービスだそうですが、ENCOREといって、従来のMSCTに、iterative reconのような被曝低減アプリを搭載できるよなupgrade pathを提供している、というスライドです。

07

↓東芝は、3D WSメーカーの一つであるVITALを少し前に買収しましたが、今後はこれが標準搭載の3DWSになるそうで、ザイオソフトのものを選ぶこともできるけれども、VITALも売る、という展開になるようです。ザイオソフトは、非常に細かいことができるという特長があり、これに対してVITALは、米国で培われたautomatics (例えばautotracking)などに一般に優れる、ということでした。

08

 

↓MRのほうは、これは最近はやりの、患者さんに優しいデザインが展示されていました。

09

↓こちらはVantage Titan 1.5T。ITEMでも発表になっていますすが新しいデザインになり、光るリングが採用されています。天板をdetachableにしたとのことで、紹介します。

10

↓これはかなり高さの高い患者さんの落下防止柵がついているのですが、ワイドボアなので、「向こう側(写真向かって左側に立ったときに操作しにくくなる)」の柵は降ろさなくてもいいそうで、そのままこのように入っていくのです。これは有用ですね。米国ではこのような落下防止に関する要望が多いそうです。なお、寝台を一番低い位置にするとシステムが停止するEco modeというのを搭載しているそうです。

1112

 

以上で東芝のCTとMRに関するレポートを終わります。

[トップに戻る] 2012-12-02 19:00 JST