Philips - Intellispace Portal

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↑Philipsのワークステーション環境はEWSと呼ばれていましたが、今度からIntellispace Portalと呼ばれるものに変わります。この環境ではMR用の定量化アプリケーションの強化が図られるようなので、これを紹介しますね。

↓Intellispace Portalの画面の左端は、こんなふうになっています。Task Guidance といって、step by stepでやることを支持してくれるとのこと。ここではwhole body (DWI)のtaskを選んでます。

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↓2回の撮影日の異なるスキャンを選んで実行するとこんなふうになります。左4コマが治療前、右4コマが治療後です。胸壁の腫瘍が縮小しています。

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↓治療効果を見るためにADCを測ることになるわけですが、そのときここにあるようないくつかのROI設定方法があり、一番下の MR Thresholdがかなり賢い、とのこと。

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↓緑の丸の中にある高信号のところを自動的に検出するので瞬間的にROIをとれます(ちなみにこれはVOIとして3次元的に認識されている)。

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↓(ピンぼけm(__)m)  試しに椎体のところに緑の丸を持ってくるとこんな風に椎体に沿うようなROIが設定されます。リアルタイムで変わるので面白いです。なお、ROIはあとで形を修正することも可能。

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↓露出の関係でわかりにくと思いますが、Axial sourceと、Coronally reformatの両者にROIが設定されている(つまりVOIが設定されている)のが分かります。去年もこのアプリは一部できていましたが、今年は自動的にVOIになるのが新しいですね。

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↓そうすると、こんなふうにADC histogramを表示可能になるので、治療効果判定をできる、というわけ。ちなみに、右下に治療前と治療後のADC meanが表示されていますが、ほとんど値が変わらないですね。しかしヒストグラム上では右の方に(ADCが大きくなる方に)移動しているように見えます。いくつかの改善点をお願いしておきました。

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↓これは、前立腺がん用の、DWI/ADC/Permiability解析画面の様子。Fusionが簡単に設定でき、またCLUTの変更やtransparencyも容易に操作可能だったので、実用的になっていると思います。

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↓これはmDIXON法で撮影されたデータからの脂肪定量と鉄定量。B1 inhomogeneity(右上のセクションの左側の緑っぽい画像)も考慮されているとのこと。

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↓軟骨のT2解析アプリはとっても良かったです。これが一番良い感じだったかな。下段にあるグラフは、内側・中央・外側の3つのパートごとに、軟骨のsuperficial / intermediate /deep layerのT2 valueを示していますが、棒グラフ自体の長さをさらにcolor codeしているのはわかりやすくて◯。

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↓拡大するとこんな感じ。

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↓これはカラーマップのoverlayのtransparencyを変更している様子。

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↓軟骨の形状を書いている様子。Manual drawingだけど、20秒ぐらいかな。とくに難しくはありませんでした。

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↓もうすこし細かいセグメントの表示モード。

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以上でフィリップスのIntellispace Portal(のMR定量化アプリ)の報告を終わります。来年にはリリースされるとのこと。早く実装されるとよいですね。

[トップに戻る] 2012-11-27 20;56CST