Intrasense

Intrasense、という会社は私は知らなかったのですが、信州大学の上田先生がすごいと
言われているのと、ピーエスピーが今度これを販売するということを聞いて、ブースに行って
みました。

↓これがCEOのPatrick Mayette(パトリック・マイエット)さん。
フランス人なのですが、神戸大学に留学されていたそうで、日本語ペラペラなのでびっくり。
「ケッカンシハイ」とかもご存知なんですよ (^^;;)

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↓Tethysというブランドの名前のWSとして、欧米では販売しているんだそうです。日本語も含め、
すでに13カ国語対応とのこと。

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↓で、これが、上田先生ご推薦の肝臓のsegmentation アプリ。血管ごとに表示できますよ、と説明され
ふんふんそりゃそうじゃろう・・・と聞いていたのですが、これは3D PDFというPDFファイルなんですって。
つまりPDFファイルなんだけど、その中の肝臓モデルを自由に回転したり拡大したり、血管選択表示が
できるんですね。へ〜そんなことができるのか。知らなかった・・。

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↓強みは、「3D elastic registratoin」と呼んでいる、non-rigid registration(非剛体位置合わせ)が
できることだそうです。これは位置(だけでなく形)が変わる肝臓で正確にfusionをしようとするとき、
とても重要ですね。左のようなmultiphaseのデータを使ったテストをしてもらいました。右の写真のように
ワンクリックでregistrationの計算が始まります。

 

↓上段がregistration前。下段がregistration後。

左が動脈優位相、右が門脈優位相です。registration後は、位置が合っています(門脈相の肝上縁に注意)。
写真だけで説明するのは難しいのですが、カーソルの位置を肝臓外に動かすと、今度は小腸の位置も左右で
合うように動きます。一旦計算しておくと、それぞれのreference pointが3次元的に記憶されているようで、
肝臓だけでなく、その他の位置合わせにも使えるようでした。時間が無いので自分では操作しませんでしたが
高機能のようなので、もう少し時間をかけて触ってみたかったです。

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↓そして、これは動脈優位相でHepatic Arteryをsegementationしている様子。

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↓次に門脈優位相でPortal Veinをsegmentationしている様子。

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↓そしてその後これらをmergeして表示します。左がregistration画像で、右側registration無しの画像。
これは肝臓を右腹側から見たviewになっています。
右葉上区(画面左側やや上向き)に走行する門脈と肝動脈が、左では見えますが、右は位置ずれで肝動脈(青)が後ろに隠れて
見えなくなっていますね。
(色付けが普通と違っててごめんなさい)

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16このようにActivate/Deactivate RegistrationでON/OFFできます。

↓次に、Assign Branch to New ROIをクリックすると、

17 ↓こんな風に途中から色付けできます。

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↓その上で、Compute Vascular Territoriesをクリックすると

19 ↓ これはいいですね〜 ケッカンシハイ がよくわかります(^^)20

上記でとくに気に入ったのが、アイコンの見せ方です。
Floating Windowのアイコンの数は少なく、操作性が洗練されています。

また、上でも分かるように、アイコンのデザイン自体が素敵。こういったことに心血を注いでいる製品は大好きです。

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話をしているうちにとても意気投合してしまったのですが、皆とても若い人が多く、毎日18時間働いている(!)
と社長さんは言っていました。この間米国のテスラモーターズ社を訪れたときにも 同様のことを聞いたのですが、
アメリカだろうがフランスだろうが、会社を立ち上げているときは 皆、必死で働いています。日本人だけが働きバチ
じゃないんです。そして仕事がどんどん進むことがうれしいのだと思います。もちろんストックオプションなどに
よるモティベーションもあるでしょうけれど、胸痛、じゃなくて共通しているのは仕事の楽しさ、胸キュン。

祝日の数が、いまやOECD加盟国で一番多くなってしまった日本(知ってました?)・・なのにまだ疲れた感じの日本。


やっぱり仕事することが好きにならないとな〜と思いました。
研究でも仕事でも委員でも楽しく夢中になってやりたいですね〜 (^^) みんなもがんばろうね!