Toshiba CT/MR

東芝は今回のRSNAで、プレミアムCTシリーズのひとつとして、Aquilion PRIME(プライム)
という装置を発表しました。これは日本では発表しているのですが、震災があったために
ITEMでは展示ができず、本格的な普及はこれから、ということです、

このCTの筐体は、最上位機種のAquilion ONEと同じであることからも、プレミアムCTの系列
であることがわかります。

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↓PRIMEでは、0Ultra Low Dose Technologyとして、AIDR(アイダー)がAIDR 3Dとなったほか、

02↓ガントリが78(横)x72cm(縦)と広い開口部になっています(ジオメトリー変更はなし)。

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↓検出器は80列で、これにより0.5mm x 80 = 40mmの幅になります。また回転速度は0.35sで、これに
より従来の64列機に比較して2倍の速度でスキャンできるとのこと。

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↓coneXact Double Slice Technologyによって0.5mm 厚スライスを0.25mm毎に作成できるのは御存知の通り。

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↓対応する英語スライドがないので手元のiPadのプレゼンを撮らせてもらいましたが、
撮影中に、リアルタイム再構成を12fr/sでしながら、実際の画像を60画像/s で再構成できる
ので高速に画像が得られます。

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↓これはAIDR 3Dの概念説明図で、左側のraw dataでの処理と、右側の再構成データでの処理の両者を
できるようになり、さらに被ばく低減が可能になったとのこと。

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↓AIDR 3Dありとなしの画像を示しています。

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↓このAIDR 3Dは、ご覧のように左(なし)、右(あり)で、正側ともに著明な曝射量の低減ができるわけ
ですが・・

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↓優れているのは、従来プロトコールにAIDR 3DをONにするだけで、「従来プロトコールで期待される
画像ノイズのSDと同じSD (equivalent SD)の画像」を撮影可能だということで、つまり従来プロトコールを
いろいろ変えたりしなくても、自動的に条件変換してくれる、ということでした。そしてこの例では74.3%の
被曝量低減ができていることを示しています。

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↓PRIMEでは、dual energy modeも持っています。ONEと異なりヘリカルなので方式は異なりますが、
とりあえずできるようにしてあるようです。ヘリカルピッチはかなり小さめになるようでした。

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↓これに対応して、いわゆるMonochromaticな解析ができるようになっています。

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↓ONEは全世界で384台(かなり出ましたね)で、その他のCTも相当たくさん売れているようです。
中国でハイエンドの割合が多いのがすごいなぁ。ここに書かれているCTは、被ばく低減技術などは購入後も
無償でサポートされている、ということでした。

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↓MRIはあまり大きなニュースはなさそうでしたが、1.5Tのタイタンのデザインが変わったようです。
こんな風に光るリングが装備されたところが流行りの感じですね。

(注:3Tは「タイタン3T」という名称で、1.5Tは「タイタン」という)

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↓Multitransmitは、他社の中で一番進んでいて、2amp、4給電portの設計ということでした。

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以上で東芝のCT/MRI方向を終わります。