iMedicoatと3Dプリンタ

Bayer Lecture Conference in Chicago(Nov 28, 2011)に出席したあとの懇親会で、
久しぶりに、神戸大学の杉本真樹先生(Maki Sugimoto MD.,PhD. 神戸大学大学院
医学研究科特命講師)にお会いしました。いや〜相変わらずとってもパワフルで頭が
回転しているなぁ、と思いましたよ。

彼は、OsiriXの画像を手術室に映しだすことを昔試みて、かなりの反響がありましたが、
今は「生命科学イノベーション創出人材養成センター」でこういった仕事を続けている
そうです。

今回も面白い製品を紹介知れたので、Webでご覧に入れますね。

Dr.Maki Sugimoto

はい、これが杉本先生↑。なんだか変なプラスチック模型のようなものを持っていますね。
これは「3Dプリンタ」でプリントアウトした(?)ものなんですって。
普通のプリンタって、プリントアウトしたものは平面、つまり2Dですね。
このプリンタは、3Dにプリントアウトするので、立体になるわけなんです。

 

で、↓はなにかというと、
左側は杉本先生のCTスキャンの結果をキーホルダー的にしたもの。
右側は肝臓のスキャン結果を模型にしたものです。

3D printout model

↑このキーホルダーみたいなものは、メタボ検診を受けて、毎年どんなふうに
自分が太っていったか(??)などを手元で眺めることに使えるそうです。

ふーむ。これは忘年会の賞品などにとてもいいですね。個人で買ってみたい人も
かなりいるのでは。飲み会の時なんかに面白く人に見せたりできそうです。
ちなみに制作費は2000円ぐらいかかるようです。1センチ印刷するのに
1時間ぐらいかかるそうなので、あんまり量産はできなさそうですが、
販売を開始したそうですよ。

肝臓のモデルは、これから肝臓のインターベンションをする際などに、
術者がシミュレーションするのに使えるのでは、ということでした。

 

pregnant abdomen1pregnant abdomen2

↑もうひとつ面白かったのがこれです。これは臨月の妊婦さん(のお腹)と胎児のMRIから作った
3Dプリントアウト。MRIは無害なので、このように赤ちゃんがお母さんのお腹に入っていたときの
様子を立体モデルとして提供可能です。倫理的な問題は若干あるかもしれませんが、記念に欲しい人
はたくさんいそうです。

そういえば、だいぶ昔、自分のこどもが生まれるときに、ちょうど高速SE法が0.5T MRI (Philips T5-II)
で走ったので、性能評価のためにこどもを撮影したことがあります。超音波の性別は敢えて聞かないで
いたのに、期せずして男の子だと分かってしまいました。あれはよい記念写真になっています。

 

↓あと、面白いのは、iMedicoat(アイ・メディコート)という商品です。手術室でiPadを無菌的に
使用するための透明フィルム袋なのですが、これは動画を撮影したので御覧ください。

 

↓最後に、そばにいた先生方で記念写真をパチリ。
左から、バイエルの三好さん、前広島大学教授の伊藤先生、神戸大学の杉本先生、
私、神戸大学教授の杉村先生です。伊藤先生も杉村先生もカッコイイなぁ。

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