Dec 10/2007 Hitach 超電導オープン高磁場MRI OASIS
HitachiのMRIは、昨年ちょっと登場したhigh field open MRIが正式に発表になりました。1.2テスラの超電導 (リアル)オープンMRIです。
これが外観です。昨年も紹介しましたが、特徴としては、支柱(pillar)の場所が、テーブルに対してすこし傾けて(rotate)配置してあることですね。これによりIVRなどの手技を行いやすくするわけです。
270度の非常に広い視野が周囲に広がります。SoftSoundというのは、gradient (software) による静音化技術です。
1.2テスラの磁場強度は、Open MRIの中で最も強いもので、competitive 1.0TというのはPhilipsのやつのことですね。

HOASTというのは、次で紹介するHigh order shimmingのことです。

左下のほうのcoilの説明は、centerの黄色のものがMagnet core、その周囲の青紫のものがMain Field coil、その周囲のものがShield coilです。このShield coilなどは日立独自の非常によい技術とのことでした。

HOASTというのが、Higher Order Active Shim Technologyの略で、いわゆる高次shimmingのことです。

これにより、左下の肩の画像や、下の手根骨の画像などが非常にきれいに撮影されています。

またこれはOpen MRIなので、いわゆるoff-center scanを避けることができる(撮影部位をisocenterに持ってくることができる)のでこういった場所の撮影は有利になります。手根骨はかなりいけているのではないでしょうか。普通のcylindrical 1.5Tに比較して遜色ありませんし、画像周辺部の均一性を考えるとより優秀かもしれません。

そのほか、Zenith (Z軸方向の) RF Technologyという名前で、垂直磁場に対応した Parallel imaging用コイルがたくさん開発されていました。

Openというと、お相撲さんのような大きな人も撮れますね。そこで大きなbody coilもあります。左下の写真のが普通サイズなのですが、

この写真のはXLというやつです。XLというか、XXXLという感じですね。右の女性は、濱田清美さんという西日本アプリ課主任さんです。彼女はslenderなので比較して理解するのはちょっと難しいでしょうけれど、頭の大きさとかと比べると、その大きさがわかりますね。このコイルはcylindrical magnetにはちょっときついですね。