Dec 7/2007 GE MR
GEのMRIでは、HDxがHDxtとなったほか、breast用に特化したSigna Vibrantが新機種として(米国で)販売開始になりました。HDxtではIDEAL、Cube (XETAから名称改変)などのアプリケーションの標準化が豊富でした。
これはHDxtの外観です。スキャナー自体にはとくに変化はないと思います。
こちがらSgina Vibrant。
女性専用機ということになりますが、このようにデザインもピンクの花的な感じになっています。テーブルは昨年も紹介した乳房専用のものがついています。通常のものももちろん付きます(detachable構造)。

この装置には、下のような乳がん用のCAD streamと呼ばれる解析ソフトがついており、これはbiosy補助も行います(針の刺入位置などが表示される)

というわけで、新しいラインナップとして、HDx3T, HDxt 1.5T, Signa Vibrantが付け加えられるようです。
今回の新しいアプリとしては、ここにあるものがあげられます。IDEAL、3D Dual Echo, 3D Cube with ARCなどが重要なところですね。
IDEALは3 point DIXONを使用するもので、fat-water separationが非常に良いという特徴を有します。

左から下にかけて、膝、首、および両側乳房などの画像です。Dixonですから、Water画像、Fat画像、IP、OPのすべての画像が得られます。3NEX以上のスキャンということになりますから、こちらはbreath-hold向けでなくて静止部分向けです。

で、ブースでプレゼンテーションをみるとおまけをくれるのですが、その一つがこれ。IDEALのpromotionですね。WaterとFatでできている時計です。

フツーに撮影しようとしたら、内海さんが、「あ、HDxtの背景でとってください」というので言われるままに。さすがだなぁ。GEさん、こういう有能な人材がいてよかったですね。

被写界深度をすこし浅くして立体感だしておきました!

こちらの説明は、inphaseとout of phaseのことです。今回、3Tで
TE1.3/2.6が可能なようになったんですって。いままでの2.2/5/5などと比べると、となりあうIP/OPなので、より正確にfatによる信号低下を判断できるようになるようです。

(上段は信号強度差が少ない(16%)ですが、いままでの信号強度差(下段、33%)はT2 decayのcontaminationがあるというわけです。)

こちらはARC。GEの新しいParallel imaging 方法です。
ARCでは、FOVをぎりぎり絞ってもアーチファクトがでにくい、precalibrationが要らないなどの特徴を持っています。また機会のあるときに詳しく説明します。
もう一つの重要なアプリがCube。XETAと呼ばれていましたがよりわかりやすい名前に改称されたようです。皆さんご存じのトリ、FA sweepを利用した3Dのlong TE系撮影法のことで、T2WIやFLAIRなどに用いられますね。 isotropic voxelが使用可能になりますから、今後この方向に進むものと思われます。
でこちらが、Cubeに関するおまけです。残念ながら僕がブースにいったときにはこのおまけはsold outだったのですが、機器展示が終わってみんながどどーっ出てきた木曜日の午後2時ごろに、出口からコンコースにでて歩きだしたら、たまたま最後のひとつがコロリとブースからでて来て、さらに偶然私がそばを歩いているのを見かけてくれたので、幸運にもいただけました。他にsold outでもらえなかった人がいたと思いますが、申し訳ありません m(___)m

以前やりこんだときには(大学生のときかな)2分ぐらいでできるようになったのですが、久しぶりにやってみたら案外忘れていました(左のような感じ)。
昔やったときにはテープなどを張って各コマがどのように動くか自分で試して解決法を見つけたので、意地を張ってしばらくやってみます。このあとたしか自分のやり方では底面の四隅を揃えるようだった気が...。

こちらの3写真は、新たにコンソールでできるようになったことで、CBV/MTT/CBFが量れるBrainSTATや、流速測定、T2*mapなどの紹介をいただきました。
なかなかすごいぞと思ったのがこれです。High definition Concentric Array Technology (Concentricというのは同心円状のという意味です。反対語はEccentric 偏心性の、ですね。やつはEccentricだというような使い方もしますね)

というわけで、並列的に並べるのではなく、大きさの異なるコイルを同心状に配置することで感度とdepthの両方の要求を満たすコイルを開発しているというころです。写真のように心臓や方に威力を発揮しそうです。