東芝のアプリでは、東大(にはいったそうです)の赤羽先生も絶賛のt-SLIPがユニークでかつ役立ちますね。 CTのアプリでは、2つ紹介してもらいました。
このt-SLIPの臨床応用としては、門脈血流評価や、肺のperfusionなどがあるのですが、圧巻は、東海大学大磯病院の山田先生(脳神経外科)が始められた、髄液の動きを可視化する応用でしょう。 論文ができるのがもう少し、ということなので、詳細は省略しますが、ホント見てびっくりとはこのことです。ITEMでも動画で表示されると思いますから、皆さんご注目を。
ここまでが準備(手品の仕掛け部分)です。次に、 まわりの部分の-Mzがゼロになるまで待ちます(つまり、たとえば水をnullingしたければそのTIぶん待ちます)。そこで今度は、さっきtagを打った部分に対して普通の励起を行います(たとえばSEなら90度- 180度)。データ収集は冠状断で行います。
そうするとどうなるでしょうか。冠状断のまんなかへんに帯状の励起された部分があり、まわりはnullingされていますから背景はほとんど見えません。真ん中の帯状の励起された部分に血流など動くものがあって周りに動いていったのであれば、待った時間(つまりTE)の間にうごいたところだけ信号が飛び出して見えるというわけです。スピンラベリングの一種です。
そして、様々なTEで撮影を繰り返して、これをシネで見たらどうなるでしょうか。帯状に励起された部分から血流や髄液が徐々に飛び出して離れていく様子が動画で見えますね。これがt-SLIPの原理で、非造影の動態観察技術であります。
contrast free improved angioというのはflow spoiled FBIのことです。
下の画像は、DWIですね。Body Visionというらしい。
アプリは、2つだけ教えてもらいました。
ひとつめはこのsure Cardioの新しいバージョンで、冠動脈CTにおいて、位相を会わせるのにある程度自動でやってくるアプリのようです。右上の図のタテ方向が、すべてのスライスのmotion量を総和的に評価したもので、横軸は心時相です。ピンク色のところがもっとも適切な位相としてひょかして自動的にだしてくれるので、煩わしい位相あわせがいらないということでした。