Dec 27/2006 Hitachi US
音波のことは、すっかり青方偏移しているので(遠ざかっているというイミ)、よく分からないのですが、ぜひに! と言われてお話聞いてみました。

(注意:AmiVoice MedMail Ver.6.51a を利用して執筆しています。従来よりかなり性能が向上して容易に執筆ができるようになりましたが、速報なので文章表記の誤りがあるときがあります。その場合はご連絡いただけますと幸いです
案内してくれた乃美(のみ)さん。アメリカに派遣されて1年とのこと。日本語が話せてうれしそうかも〜と思いました (^^)
これが今回発表されたHP9000という新しい装置。
一日仕事を続けるオペレーター(米国ではSonographerと呼ばれる資格のひとが専門で行う)が、楽に仕事が出来るよう、オペレータコンソールの位置がかなり自由に動かせるような設計になっているようです。マウスカーソルを画像の上にかざしたり、クリックしたりしてみてください。コンソールの移動範囲がわかります。
しばらく見ないうちに、超音波のコンソールも一段とスイッチの数が増えました。 MRI と違って、ほとんどがダイレクトファンクションキーなので、使いこなせると快感に違いありません。

そういえば、昔の SIGNA Advantage も、 Gyroscan T5-IIも、基本的にダイレクトファンクションキー的なディスプレイやキーボードを用いていました。そのときを思い出して、何だかうらやましい気持ちになりました。あれを速く操作できることは誇りでしたよね。

最近はみんなマウスになってしまったのでそれはそれなりに良いのですが、やはり両手両腕を使って操作する方が陶酔できます。

それで前置きが長かったのですが、スキャン中にいちいち手元のダイレクトファンクションキーを確認することはディスプレイから目が離れてしまうので不便です。そこでこの装置ではディスプレイの左側等に多数のアイコンを配置してあります。

アイコンの選択はトラックボールを用いて行う必要があるのですが、トラックボールは大きく、またオペレータコンソールの中央手前に配置されているので、特に下を見なくても触れることができるそうです。


私はこれをみて、音声認識(音声コマンド)の方が楽かなと思いました。質問をしたらこれも装備されているそうです。日立ではAmiVoice の音声認識エンジンを用いたレポーティングシステムがありますので、この超音波の音声認識エンジンもそうなのかもしれません(よく分からないということでした)。

これは現行で販売されているHiVision 8500です。超音波のエラストグラフィーは今話題のアプリケーションですが、これをE-modeと呼んでいるようです。私はこれは良いネーミングだと思いました。BモードとE-modeだと、発音が似ているので、電話などでちょっとわかりにくいかも知れませんが。
乳癌の組織が固いことを示すディスプレイです。しばらく前に筑波大学の植野先生がご発表されているのを見て驚愕した覚えがありますが、現在は、甲状腺癌(特に朗報間)及び前立腺外への応用が進んでいるようです。
それからこれもすでに実用化、実装されている技術ですが、RVS(Realtime Virtual Sonography)というものです。事前にスキャンした CT のボリュームデータと、超音波が実際にスキャンしている平面を同時にマッチさせて表示させることで、スキャンしている場所を明確に把握することができるシステムです。

今回は、このソフトウェアがさらに改善されたとのことで、右側の超音波画面で丸印をつけると、丸印の中の病変の形態認識を行って、 CT で描出されている同じ形状の病変と合致するように表示するというもののようです。実際の使い勝手については私はわかりませんがデモンストレーションはすばらしいものでした。