Dec 6/2005 東芝CT
年の東芝CTは、ハードには大きな改変はなく、64列機が実際に臨床に寄与していること、およびさまざまな使用上の改善、動作速度の向上などが主眼だったと思います。256列CTの画像には一段の進歩が見られます。 (注意:音声認識を利用して執筆しています。このためキーボード入力とは違うタイプの誤植があり得ます。またカタカナと英語表記が交じり合ったりします。)
Aquillion64です。従来の64に加え、今回はCFXシリーズ(日本版はsuper heartという)が加わりました。Super Heartは、0.4秒回転、gated scan、functional analysisなどを装備したもでるです。

またNormal version、CFX (Super Heart)ともに、来春までに28Fr/secの再構成速度を保証する高速演算オプションをつけるそうです(普通は14Fr)

動画へジャンプ(QuickTime7が必要です) 再構成速度を動画で示したものです。シネ表示でなく再構成です。これなら速いですね。この動画の長さは、QT上の表示で9秒程度になっていますが、だいたい30cmぐらいなので、1mmスキャンで28Fr/秒ぐらいでているのかな。デモなので詳細はわかりませんが、とりあえずこの速度があれば、イライラしなくてすみそうです。ご立派。

そのほか、転送速度も問題になりますが、Enhanced DICOMとよばれる(これもオプションだったかな? 確認してください)ものがあって、60Fr/secで東芝製WSへの転送ができるとのことでした。

CT透視用コンソールを操作する川田先生。ザイオのWS得意です。
こちらは、Large BoreのLBです。昨年も紹介しましたね。治療用で、上肢を挙上したまま撮影できたりするわけですが、今回のDSCT(シーメンス)なども考えますと、FDD(Focus Detector Distance)を大きくとったstudy modelということもできるのではないでしょうか。

注)FDDが大きいと、Dual Sourceにしたときにファン角を大きくとることができるという意味で。(シーメンスは、50度と26度=2番目のほうはディメンションから、またコストのこともあわせベストバランスということで26度になっているものと思われます)

説明してくれた本庄さん(右)と川田先生。
今回はハードものの発表はあまり多くなく、基本的には、64列が実売モデルとして成功している(日本で90台、全世界で370台)という実績を引き下げての展示だったと思います。

アドバンテージとしては、ここにあげた4つの項目を挙げており、0.5mmスキャン、0,35mmの面内分解能、もっとも優れた低コントラスト分解能、32mmの開口径です。

上記を画像で示したものです。
これは低コントラスト分解能を支える量子ノイズ低減ソフトウエアの説明。
2mmの大きさの3%(3HU)の違いが見分けられる。
80mAsでも150mAs wo/Quantum Denoisingと同じSDが得られる。
SURE cardio imageは、下の写真のように、自動的に撮影に最適なphaseを見出してくれる機能です。

下のほうに書いてあるSURE Start Adaptive(SURE Startは外国での呼び名。日本ではSmartPrepのこと)に関しては、次項で説明します。

右上の、Navigator echoの画像のようなものが、自動検出のための判断画像。

縦軸はpositionで、左上の画像の左右方向の位置を示す。横軸は心時相。

右上の画像の明るさ(白黒)は、左上の画像で赤いラインがひかれている部分の、その瞬間ごとの頭尾方向の動く速度を示す。つまり、全体がもっとも黒くなっているところが撮影に適しているわけです。

これを自動的に検出して、緑青矢印で示すごとく動きの少ない時相で撮影する。

これがSURE Start (SmartPrep) Adaptive.

同じ閾値で動作させても、造影剤の立ち上がりが

早い人と遅い人ではピークまでのdelayが異なるので、その立ち上がり速度を検知して、自動的に撮影開始までのdelayを変える機能です。

SURE Workflowとしては、さきほどの動画にあるような、秒間28コマの再構成などが書かれています。
で、これが、256列CTの画像です。
動画へジャンプ(QuickTime7が必要です) このようにcine MIP(4D)で見ることができます。すごいですよね。250msスキャン(かな?)なのですこしぶれていることもわかります。

この256列と、DSCTが一緒になったらかなり威力があるものと思われます。きっと我々はこれを見ることができるでしょう (^^)