Dec 4/2004 シーメンスMR Espree
ーメンスは今回、ワイドボアの1.5TMRIを発表しました。名前をエスプリ(Espree)といいます。これで1.5Tは3つのラインアップになります。

・万能型高性能のAvanto
・ワイドボアショートマグネットのEspree
・価格重視のSymphony

という位置づけで、すべてに共通する技術としてTImを

有している、ということだそうです。

これに加えて3TのTrioがあります。ここではEspreeについて説明します。

Espreeのアピールポイントは、左側に書いてあるとおりです。

すなわちガントリの開口が70cmあり、なおかつマグネット長が世界最短の1.25m(昨年は東芝のVantageだった)で、1.5TでTim搭載ということです。

この装置を「Open MRI」と読んでいるところがスゴイところです。ちょっと違和感がありますが、このようなコピーを作ることはアピールの重要なポイントですから、シーメンスの粘り勝ちってことにしておきマス (^^;)

下はOpenの意味について思索している橋本先生 (?)

はい、いまご紹介したディメンションを説明するプレゼンです。CT-like なディメンション、という説明がなされています。

シーメンスのスライドの作り方、統一性がありますね。昨年もそうでしたが、分かりやすいと思います。

で、今中に入っている人は訪問者で、モデルさんは右側にいます。聞くところによると、フツーはやせた人がモデルさんなのですが、この装置用にふくよかな人が選ばれているらしい・・・。

時々、ガントリのなかに入るんですよ、とシーメンスの方が教えてくれたのですが、いつもと違って「入ってみてください」と頼むのは悪いような気がしてしまい・・・

あ、どうやら順番が来て入ってくれるようです。悪いことしているわけでないんだけど、なんだかどぎまぎしました。あ〜〜なるほど問題なく入れますね (^^)

で自分も入ってみました。無理なく腕を上下(頭尾方向)することができます。また、この写真ではひざを90度曲げてみたのですが、ごらんのように問題なくできました。プラス10cmの余裕は大きいです。

というといいことばかりのようですが、ショートマグネットですから、Z軸方向のFOVは大きくとりにくいことになります。スペックではZ軸方向は30cmまでとなっています(シークエンスによってはもうすこし大きく撮影ができるようですが、典型的なものでは30cmとのこと)。

実際の画像が表示されています。

左下の写真が30cmです。多くの場合はこれで十分ですね。コイルの置き方がかなりシビアになると思いますが、そこはTimだから大丈夫、ということなのでしょうか。(でも5cmずらしたいようなことはできないしなぁ)。

右下はTotal spineもつなげてとれますよ、というディスプレイです。