Dec 5/2004 Flat Panel搭載型 Angio装置によるCT
回のRSNAのひとつの目玉は、フラットパネルディテクタのAngio装置を用いて、CTとして利用するものです。シーメンスが先行して、「Dyna CT」として製品にしました。

また、フィリップスもWIPとして展示していました。

シーメンスのブースの前で、今井教授を待っている間にパチリ。

一番左側は内藤さんで、今度営業本部長におなりになったそうです。すごいですね。おめでとうございます。その右側は清水先生。普通の人にはわからない物理的なこと、分かっちゃいます。右端はレネバウムさん(マーケティング本部長)。

左下は、今回のRSNAの目玉の一つといえるでしょう、Dyna CTという製品です。これはフラットパネルディテクタを装備したAnigo装置なのですが、得られたデータをもとにCTとして利用するという優れものです。

下は、その装置の写真。左が橋本先生(5年目)、右が今井先生。今井先生、いつ見てもまじめそうで、やさしそうです。就職するまえは「案外身内には厳しいのかも」と思っていましたが、まったく外と内が同じ先生です。一番早く病院に来て、一番遅くまで病院にいらっしゃいます。

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コンセプトとしては、Flat Panelを装備したAngio装置だけで、IVR用のCTを得るということです。

ここに示されているように、10mmの大きさのもので、10HUまで識別する能力を有しています。

下の画像が、実際に得られたCT画像です。FPということで、たしかに低コントラストはダメなのですが、数世代前のCTはわりとしょぼかったし、また指し物とか、金属や造影剤の有無の確認といった、IVRに使うほとんどの目的にはこれでOKという感想の人が多かったです。RadFan編集委員の林先生は絶賛していました。コスト的にもIVR-CTを買うよりはやすくなるでしょうから、これは朗報ではないでしょうか。

なお撮影時間は10秒程度とのことでした。そのほか、左下の画像では、Axial画像だけではなくてSagittalも表示されていることにご注目を。IsotropicのVolume dataなので任意方向の画像を作成できるわけです。

フィリップスのAlluraも同様のアプローチを発表していました。
この装置の今回の売りは、2Kの分解能(4Mのデータ)の画像です。拡大すると、小さなステントの描出能があがっているのがわかります。
この装置から得られるCTは、まだWIPですが、Integris 3D-RAと呼ばれるWSの機能で、ご覧のようなCTが得られていました。

撮影時間は現状では20秒ほどかかるようです。「Siemensより長いですね」と聞くと「確かにそうだが、これはまだWIPなので、Productでは当然短くなるはずだ」とのお答えでした。