Dec 2/2004 Philips MR, WIP
PhilipsのMRI展示では、3Tと、1.0TのPanoramaが中心でした。このうちPanoramaについては、シェーリングのRSNAレポートでご覧ください。

その他のものについてはこのweb pageでも掲載しています。

なお全体的に露出アンダーです。(すみません!)

これはフィリップスの3 Tesla 装置です。今や世界的に3T装置は全く当たり前のもので、日本だけが認可されていないという状況です。1日も早く認可されると良いと思います。
ここでは、天板につけられていたPhisioTrakについてご紹介します。これはCardiac MRIなどで必要になる患者モニタリング用の集中装置です。
このように、ダイヤルを操作して、様々な表示パラメーターを control できます。
最初は、2048マトリックス(4M imaging)です。整形外科領域など、 static な撮影対象に対して有用であると思われます。
これもその表示例で、一部分を拡大すると、非常に微細な構造が写っていることがわかります。
16チャンネルコイルによる腹部の画像です。
開発中の32チャンネル Body coil です。
32チャンネル body coil を使用してられた、 SENSE factor 32の画像。

image quality は、もちろん良くないのですが、とりあえず32倍速で画像が得られていることは驚きです。

これはSuper SENSE と呼ばれるものです。今までの SENSE 法では、コイル数までを上限とした SENSE factor しか設定できませんが、位相情報を用いることなどにより、コイル数の数を越えた scan を可能にしています。これも撮影目的によっては使えるようになるかもしれません。使える
その他、写真ではあまりよく写っていませんが、ものすごく細かい分解能の DTI が表示されていました。

右側が拡大してあることを考えると、その分解能がわかりいただけると思います。

これは、 ACL による perfusion imaging です。右側だけ等、選択された領域のみを励起することにより、
ご覧のように左右別々、もしくは posterior circulation のみの血流評価ができるというものです。
もう一つ、とてもおもしろいと思ったのは、極めて短い TE の画像です。

T2がとても短い腱の様の構造物はどんな画像でも真っ黒( signal void )になりますが、極めて短いTEで撮影された画像においては、信号減衰が起こる場合に撮影可能なので、腱の信号が出てきます。

ここでは TE 0.16msの画像が表示されていますが、 TE2.3msの画像と subtraction することにより、腱のみを高信号に描出しています。

とここまで見ていたら、DWIBSがでてきました。

ちょっとうれしかったです。

いまのところ研究シーケンス扱いになっているようです。

MR mammography では、 GE と同じような両側 sagittal のアプリケーションが出ていました。

「あれ?これ GE と同じだね。」と質問すると、「もともと GE は1024マトリックスができなかったので、 axial の撮影には分解能が足りなかった。我々はもともと axial でやっていたが、「別に sagittal もできる」ので、とりあえずアプリも用意した。ところでGEは1024マトリックスができるようになったため、今年は axial のアプリケーションも出ています。」とのことでした。ここでも火花が散っています(^^;)

左下は7ch Breast coil。左側の部分は何?と聞いたら、こんな風に顔のところにあてる台ですよ、と教えてくれました。

このシリーズには、聖マリアンナ医大で行われるようになった microscopy coil を用いた MR ductgraphyも表示されていました。
また、これは MR マンモグラフィー用のCAD (Computer Assisted Diagnosis:コンピュータ診断支援) です。

たしかにこういうものも必要かもしれません。

その他、フィリップスでも F US のことが書いてありました。
内容の詳細です。
また、これはシーメンスが「フェニックス」として先行しているものですが、フィリップスにおいても「ネットフォーラム」といって、他のフィリップスユーザの代表的写真や、シークエンスのダウンロード等が行えるようになったようです。