Dec 2/2004 GE CT
GEのCTは、9月に64列の臨床応用が間に合って、その臨床写真がたくさん展示されていました。今回の開発では「トータルの性能が高い」ということを強調していました。
これが GE のブースです。さすがアメリカの学会だけあって、入口に近い最も良いところに位置しています。
説明してくれたのは渡辺さんです。渡辺さんには始めてお会いしましたが、とても堂々としてお話されており、またよく勉強されていました。 GE の期待の星ではないでしょうか。

左下はガントリの写真で、右側は新しい X線管球の写真です。最大800mA、0.35secスキャンで280mAsが得られるとのことでした(ただし800mAsの持続時間は短かったと思います)。小焦点は335mA。

GE の天板は、コブラ型と呼ばれるような構造の昇降装置を採用していますが、今回改良されて、まっすぐ上下に動くようになったそうです。
可動域200cmを誇ります。

検出器の部分です。向かって左側の部分にDASの張り出しがないことがわかります。
これが今回開発されたバックリットダイオードの説明が書かれたものです。

従来(左)はエックス線を受けるシンチレータとダイオードの間に wire が通っていました。

今回の方式では、 wire は背面(図の下側)を通るようになっています。このため、エックス線の検出効率がよくなるという特長があります。ダイオード層の厚さも薄くなっているようです。

今回開発されたシンチレータ・ダイオード層と、その下方のDASの写真です。
DASのところはWebにはアップしてはいけないということでした。というわけで、手で隠しています。

シンチレータとDASの左右長さが同じになっているとのことです。

今回 GE が開発したVCT の特長を示す言葉として、「5beat Cardiac」と「Triple RuleOut」という言葉が使われていました。いずれも商標です。
「5beat Cardiac」は5心拍の間に撮影が完了するという意味です。これにより、検査の失敗がほとんどなくなるとのことでした。
次に「Triple RuleOut」は胸痛の三つの原因である、肺梗塞・解離性大動脈瘤・心筋梗塞を、心電同期で10秒以内に全肺スキャンすることで、可能にするという意味のようです。つまり、 GE は、今回 scan 速度が速いことを強調しているわけです。
最大テーブルスピード175 mm /sec 、最大ヘリカルピッチ1.75(通常は1.375)といった部分に特に自信があるようです。

開口幅が40ミリあると言うことがWillis 輪の連続的 scan に有用であると言う display です。


4.6秒で359ミリのスキャンを行っている様子を示しています。
これは9月にインストールされた1号機のデータとのことでした。

603mmを5.5秒でスキャンしていることを示しています。ヘリカルピッチは1.7です。
技術本部CT新技術部部長の佐藤さんと、渡辺さんです。手に持っているパンフレットには、…
左側の欄に、 GE ができることが書いてあり、右側の空欄には他社できるかどうかについて、チェックして欲しいというパンフレットです。アメリカならではのものですね。