Dec 2/2002 GE CT
GEのCTは、LightSpeed (ultra) 16ですね。これは既に発表されて販売されているので、説明を割愛します。

Advantage Workstationに搭載されているCardIQ analysisなどについて聞いてきました。

注1:ここでご紹介している写真は、当該企業の許諾を得て掲載しています。無断で他の目的に流用したり、あるいは他のサイトにコピーすることはできませんのでご注意下さい。

注2:本ホームページで紹介する写真の内容には、最新の事柄が多いため、薬事未承認の技術や装置が多数含まれています。日本で使用できるようになるためには、薬事審査を通過する必要があります。あらかじめお断り申し上げます。

これはすでに市販されているLightSpeed (Ultra) 16です(日本ではUltraという名前が入る)。スペックについては既に発表済みですね。世界で既に250台の実績があるとのことでした。
おまけの話なのですが、天板の端っこに点滴棒と台がついたようです。

写真に写っているのは、(左)吉井営業本部長、(右)新井CT営業部販売推進グループ長さんです。さすが外資系、要職の方がお若いですね。

この小道具の拡大写真です。ちなみに穴は昔から開いていた(開かしてあった)そうですが、今回、この穴に差し込める台が実際に作られたとのことでした。
さてこちらはAW(Advantage Workstation)です。今販売されているのはver.4.0ですが、来年ぐらいにver.4.1になるようです。4.0→4.1はハードの改良があり、演算速度が速くなるようです。
これは、心臓専用のアプリケーション「CardIQ Analysis」です。こちらも現行のバージョンは「I」ですが、今度「II」になるようです。

もともとこのアプリケーションは極めて優秀で、冠状動脈の半自動描出(CVA=Cardiac Vessel Analysis: 2点を与えるだけで自動計算し、Curved Reformat画像として示す)やCard Tree(冠状動脈のみのVR画像を自動的に作成する)がありました。

IIでは、これらに加えて、EFの測定やBull's eye表示が出来るようになるようです。

EF測定の結果や、cardiac motionの3次元動画表示を示すパネルです。実際にコンソール上でやってみてもらいましたが、まったく自動で測定できるほか、機械が評価した内腔のContourを、人間が見て狭くしたり広くしたりできるFlexibilityが大変良くできていると思います。
さらに、「Phase Registration」という機能がありました。これは、CPR上の冠状動脈の各セクションにおいて、最適なHRで再計算をするというものです。

文章では説明がしにくいのですが、例えば左上のコマにおいて、カーソルが置かれている付近の数cm分の画像に対し、HR60,70,80などの条件で計算した画像を実際に当てはめてみて、もっともスムースにつながる画像をユーザーがカーソル移動キーで選択できる、といった感じの物です。

こちらはイマトロン社を買収したことで話題に上ったGEブランドのEBT(Electron Bem CT)です。いままではC300という名前でしたが、今回これがe-Speedという名前に変わって登場です。デザイン的には、GE社の他の製品に比較して完成度が高くないのですが、画像再構成などの部分は、GEのアップデートなものに置き換えられたので、快適になったそうです。

そのほか、最短スキャン時間100ms→50ms、最大管電流1000mA、同時4スライス撮影、最小1.5mmスライスなどの性能向上が行われたようです。

価格はLightSpeed 16の2倍程度のようです。

それで、(左)e-Speed (EBT)、(右)LightSpeed 16の画像が比較展示されていました。画像自体は、sub-mmのLight Speedのほうがずっといいのですが、いままでのC300(イマトロンのEBT)の画像を知っていた人からすると、「へ〜EBTでもこんなに撮れるようになったの!」と驚くような画像(のよう)です(^^)。

心臓、冠状動脈に関してもLightSpeedのほうが(掲示されている写真は)良いのですが、これは「息止めがきちんとできる、不整脈のない患者さん」という前提の話なので、どの人にも検査しようとするとやはりEBTがないとダメ、ということで、米国では毎年20台ほどの実需があるそうです。日本では今後どうでしょうか(初期に25台ほど納入されてその後ほとんど納入されていない)。高価格はかなりネックになると思いますが、いままでの「循環器以外は使えない」という印象が払拭できそうなので、購入する施設もあるかもしれませんね。

そのほか、とても小さな、動物用のフラットパネルCTも発表になっていたようです。後でレポートしたいと思います。


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