Jun 8/2005 実証実験〜 iChat AV ver.3 を利用した3者間ビデオ会議
週末に行う札幌-大阪インターネット中継のために、今日、接続実験を行いました。

iChat AVはMac OS X ver. 10.4 (Tiger)になったときにver.3になり、最大4者間ビデオ会議ができるようになったので、これができるかどうか試してみたのです。

2者間と異なり、3者以上のときは「ホスト」コンピュータという新しい概念が発生します。

iChat AVでは、まずどれかのMacから相手を呼び出すのですが、呼び出し操作を最初に行うところがホストになります。


たとえば、AさんがBさんを呼び出して接続し、次にAさんがCさんを呼び出すとき、Aさんが主体(ホスト)になります。3者間で行うときには、ホストコンピュータは高性能である必要があり、1GHz以上のデュアルG4もしくはG5でないとなりません。このためPowerBookはホストになれません。

(iChatAVの詳しい仕様については、ミクプランニングさん作成のこの企画書(PDF)をご覧ください。)

というわけで、今回はホストがG5のタワー型、参加は2台のPowerBook G4ということになりました(参加はG41GHz以上が必要)

ここでは下に実際の接続の様子を、サンヨー製Xacti (DMX-C5; 2005年3月発売)で撮影したビデオそのままを貼り付けてごらんいただきます。この画質もご覧ください。ファイルサイズは6MBあります。音が出ますので注意して下さい。

ホスト(鈴木さんと小山さん(左))はタワー型のG5で、品川(?)あたりのレンタルインターネットスペース(接続速度は実測 300Kbps程度)、
女性(保谷さんという方です(右)。直接お会いしたことはなく、このiChatAVで初めてお目にかかりました)はPB G4 で、新橋(?)あたりのレンタルインターネットスペース(実測500Kbps程度)、
私はPB G4 1.25GHz (実測700Kbps程度=自宅光ファイバー)という環境でした。

最初はうまくつながらず、全ての人の帯域を、iChat AVの環境設定で 200Kbpsに制限したところうまくつながりました。だんだん大きくしてチェックしました。200Kbpsを500Kbpsにしたときには画質が向上しました。そこから上は向上しなかったので、実際の帯域がなかったのだと思います。

また、2者間では、私と保谷さん(ともに接続速度は500Kbps以上だがお互いにPB G4)よりも、私と鈴木さん(PB G4とG5)のほうが高画質でした。これは、G5のときには解像度が高く送受信されるからのようです。

G5側の接続速度がもっとも低かったので、これがボトルネックになっていたようです。保谷さんと私からみたG5側の帯域は150Kbps程度、G5側からみたローカルが300Kbps程度なので、G5の接続速度がちょうど半分ずつに割り当てられていることが(あたりまえですが)確かめられました。(なおこれは「ビデオ」→「接続診断」でわかります)

プレイボタンをクリックすると始まります。音が出ますので注意してください。
もしプレイボタン(動画の左下隅の小さな三角)が表示されなかったら、
画面自体をダブルクリックして、それでうまくいかなかったら
こちらの自動再生ページをご利用ください(すぐに音が出ますので注意)。

屈抜きで、この3者間ビデオチャットは楽しかったです。また、Tigetと共にリリースされたQuickTimeはH264という新しい圧縮プログラム(Codec)を搭載していますが、少ない帯域でとても高画質の画像が送受信できます。評判通りかなりきれいなのでおどろきでした。講演の当日は、北海道側のインフラが少しプアですので、実際に三者会議ができるかどうかわかりませんが、頑張ってみますのでよろしくお願いします。この様子はRadFanの記者さん(木本さん=札幌会場、秋元さん=大阪会場)により記録され、RadFanホームページ上で報告される予定です。

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