Apr 14/2004 Siemens / GE / 東芝 / Philips
ちらは高磁場MR販売各社のブースの様子です。今回はなかなかいそがしくって、MRしかみれませんでしたがすみません。

ところで、今回もたくさんの方にご覧頂き感謝申し上げます。月曜・火曜・本日といずれも1000ヒットの大台に乗っているようです。とても励みになります。

はい、こちらはシーメンスブースです。こんどSyngoは日本語化されました。この日本語化は割とくせ者で、うまく訳せてないことがあります。

PathSpeed (GE)は、すっごいヘンな訳があって、「 Reference Study」(だったかな)というのが「比較研究」とかになっているんですね。なんか、日常の診療から研究のヒントが始まる、っていうポリシーみたいで、良く解釈すればなかなかの名訳かもしれませんが(^^;) ホントは、「過去画像」とか「画像比較」とか「比較読影」とかに意訳するといいですね。

Syngoのほうはどうかと言うと、まあまあうまく訳せていました。(でもやっぱりちょっとヘンなところはありましたが)

操作のパラメータ入力は、以前のながったらしいファイルネーム選択から、比較的柔軟なものに変わっています。

コイルがTim systemになってたくさん装着できるようになったわけですが、このコイルの脱着状況はシステム側に自動認識され、このように表示されるようです。

コイルを真剣に見つめる今井先生。今井先生はご自分で受信コイルを作られていたので(体腔内コイルの発明者として特許取得されています)、さわるだけで内部の様子が透けて見えるんです! と言われたら信じてしまいそうなほどよくご存じです。

この、胸部腹部に用いるコイルは、大きさ18cmのものが横に3個、タテに2個、計6個ならんでいます。これを対向して使用することになります。このコイルは上下に3つまでおけるようです。

GE 3T body

もちろんGEのブースにも行って、3Tのbodyの画像も見せてもらったのですが、これはwebにアップしてはいけないかもしれないので、照会中です。(Work in Progresなのでだめかもしれません)

強烈にきれいな卵巣の画像のフィルムがありました。東海大学ではフィリップスの3Tの治験をしましたが、骨盤のlong scanはたしかにきれいです。上腹部はSAR制限がきつく*、恩恵があまりないかもしれませんが骨盤には頭と同じような有用性があると思います。

なお、GEのブースは高橋光幸さんのサイトに詳報がありますのでご覧下さい。

* 上腹部のスキャンは息止めが基本となるので、シングルショットスキャンが多用される。シングルショットスキャンではエコー数が大きく、つまり短い時間にたくさんのRF pulseを与えるので、RFによるheat deposition (電子レンジ効果)が強くなる。この結果、SARが高くなってすぐに許容上限に達する。このような不都合を防ぐために、refocusing pulseのフィリップ角を効果的に少なくする方法がいくつか考えられていて、このlow FA techniqueを使用して撮影する。しかしこれを用いても、1.5Tが3Tになるだけの(つまり2倍の)能力を出し切れるかというと難しそうである。(今後このあたりの条件の詰めはおもしろいテーマになるんだと思います。)

こちらは東芝ブース。新しくVantageが展示されていました。東海大学の大磯病院にも入って(まだ見ていないんだけど)わりと評判がいいようです。
で、今回自分が発表したDiffusion PETgraphyのようなものも展示されていました。昨秋の抄録締め切りのときに大切に仕込んだワタクシとしては、いきなり学会発表なしでブース展示するという荒技には.....当惑。PETgraphyのほうの自分の発表は口演で申し込んだのですが展示になってしまったので動画で表現できず、くやしく思っていたところ、東芝のブースではぐるぐる回していたのでちょっとショックだった(^^;) 

でもまあこの方法はとにかく検査を受ける人には朗報になると思うので、そういうケチなこと言わないで普及に前向きでいたいと思います。なんたって無被曝、非造影、PETの1/6のコストですもんね。これからはこの方法がどの程度正確なのかを調べることとか、MR-MR Fusionの標準化とか、仕事がたくさんありますし(^^) 

なおこのフィルムでは元画像は白黒反転なしで表示されていますが、私はDiffusion PETgraphyとして使用する目的の場合には、元画像も反転で行きたいと思っています。PETの表示コントラストがそうだからです。

なお長くなりますが、PETgraphyだと、Tomographygraphyになっていまうので、何かいいネーミングないかなと思っています。アイデアあったら教えてください。

ちょっとうれしかったのは、杏林大学にいたときに蜂屋教授(この春にご退官になり、駒沢大学の教授になられました)と似鳥教授に監修していただいてできあがった新しいフィルム表示で展示していてくれたことです。これ、いまはCTにも搭載されていますので、使っていただけるとうれしいです。
はい、こちらフィリップスブースです。RSNAのときも紹介してあるので、軽めの記事です。
大画面モニタには、三重の松坂中央総合病院のWhole heart coronary MRAがでていました。ここのWSはAZEのですね。
これはコンソールのモニタ画面です。今回のRelease 10ではシーケンスのDrag & Dropや、集中コピーなどができるようになっており、デザインと合わせて秀逸だと思います。
「RSNAでの発表以外にもっと新しいことなぁい?」って聞いたらさすがに困っていたのですが、コイルを装着しない全身スキャンというコンセプトが表示されていました。つまりBody Coilで撮ろうって言うわけです。
こんな風にとれるんだぞ、という展示です。
でこれはTotal Spine coilを用いたMR-Myelographyです。なんか、新鮮でした。私は特大アナゴ寿司を連想しました。んーでも今見るとシャコかな。長いプラナリアのようにも見える....

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