Apr 23/2002 続々・お弁当(ランチョンセミナー用?)
射線学会のランチョンセミナーで出会った「お茶入れスペース」付きお弁当、社長の辻本様より再度資料をいただきましたのでご報告します。

この資料は、以前のお話しででた「実用新案」取得時のものです。

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お弁当その1
お弁当その2
駅弁その1(お正月の記事)
駅弁その2(お正月の記事)

これが実用新案登録出願書類です。

昭和51年(1976年)のものですね。
(ウエスト彗星が来た頃だな...)

辻本俊彦様ご本人の出願です。

全文は以下のweb siteで見ることができます。

一冨士ケータリング→事業内容等→一冨士歴史

昭和51年といえば、まだワープロが普及していないときですね。昔が偲ばれます。

実用新案特許請求の範囲」にはこう書かれています。

「連結部の外壁を中央に排して本体部の外枠と蓋部の外枠を連続形成すると共に、連結部の側面を中央に排して本体部の底面と蓋部の上面を連続形成し、さらに、各境界線と外壁の屈曲線に折目を形成したことを特徴とする二重折詰弁当の包装容器」

だいぶ、ややこしいですね。でもこれはこの申請書だけでなくて、特許や実用新案ってすべてこのような書き方なんです。

請求の範囲をなるべく広くとるために、「〜の〜と、〜の〜と、〜の〜とからなることを特徴とする〜」って書くんです。皆さんもこれを覚えておくと役に立つカモ。

申請書には、この「請求の範囲」のあとに「詳細な説明」がかならず書かれています。この説明は一般に平易な文章で書かれていますので、公開された特許申請書を見るときには、

1) まず図をみて概略を把握
2) 次に「詳細な説明」を読んで内容を把握
3) 最後に「請求の範囲」を読む

という風にすると分かり良いと思います。

なお、特許や実用新案の申請書作成は、素人では困難ですので弁理士さんに頼みます。近くの「特許事務所」を検索して頼むと良いでしょう。

そしてこれがこのお弁当の工夫です!

ごらんのように二重の折詰弁当となっていて、蓋を開けると二段重ねの入れ物がでてきます。
お弁当を広げて、上段(おかず)を余った蓋の方に移動すると、真ん中にスペースができますね(赤色)。
もともとお弁当の側面に相当していた部分です(矢印)。

ここにお茶を載せて食べるというアイデアだったんですね〜。すばらしい。拍手拍手。
なおこの二重タイプのお弁当は、いまは販売していないそうですが、お茶入れスペース付きは販売中!ですので、机のない会場でのお弁当を用意される方はぜひどうぞ(一冨士ケータリングホームページ

#白黒の申請書ですが、赤色と矢印は私の方で入れさせていただきました。


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