今回根本杏林堂では,マルチスライス用のCTビュアーの発表をしていました.

これは,マウスを使わないで見るビュアーというコンセプトです.

ダイレクトファンクション機能をもたせた専用コンソールって,一見,時代に逆行するようですが,マウスって,便利なようで使いにくいことも多いですね.

だからこの提案は◎だと思います(値段は安くないとだめだけど).

コンソールとビュアーの画面.

コンソールはすごくシンプル.まだボタンの形状は最適化されていないように思いますが,配置などはテストモデルにしてはよく考えられている.

文字はあきれるほど大きい.

指と比べてください.こういう思い切った設計も○です.

読み込むときの動作状況.

何が読み込まれているか,すごくシンプルでわかりやすい.

昨今のビュアーは高機能でよろしいのですが,いろいろな機能の使用頻度を考えずに多数のアイコンがただ羅列されているものがあり,がっかりします.

すくなくとも入り口はこういう風に簡単にすべきだと思うので,他社もぜひ参考にして欲しいと思います.だって診療の90%が,画像を選択して,Window合わせて,画像をめくって,ときどき大きさを測って,たまにROIをとってみるだけなんだからね〜.

私は,最初の表示はシンプルだけど,隠しショートカットがたくさんあって,使い込むと応用が利くようなのが好きです.

読み込まれたあとの画面.

2画面同時表示モード(比較ができる)を示しています.ま,誉めてばかりでも何だとは思いますが,こういった使用頻度の高い部分を先に説明しようとする説明員の研究の仕方は大切なことだと思います.

真ん中のスライダを動かすと,動画の速度が連続的に変わります.

個人的にはこのスライダよりも,むかしのSIGNAのindependent consoleのように,トラックボールにして「速度」だけでなく「再生範囲」も同時にコントロールするほうが良いと思います.

という訳で,そういうのも作ってみてとお願いしてみました.