Mar 21/2004 GE Users Meeting
GE社のユーザーズミーティングは日曜日の夜にありました。今回、GE Medicalにはきわめて大きなニュースがありますが、それは名前がGE Healthcareに変わったことです。これはアマシャム(Amersham)社と合併して、総合健康会社とでもいうのでしょうか、診断する機械と、診断のための分子生物学的開発ができる両者が合併することによる効果をねらったもののようです。

アマシャム社の本社はロンドンにありますが、今回GE Healthcareの本社は米国ミルウォーキーからロンドンへ移るようです。右の写真はブースで撮影したもので、背景の文字がGE Healthcareになっています。一緒に写っているのがいつもお世話になっている吉井さん(左)と森さん(右)です。

ごらんのように、Amershamのブースには、Now part of GE Healthcareと表示されていました。
↑ これがUsersMeetingの様子です。「見」という字がカーテンに写っているのですが、何かの熟語の右側だけ見えているのかな?と最初思いました。でも、そうでなくて、いつまでも「見」という字が映し出されています。これはどうやら、画像を見ることを示しているのだと思います。たぶん本当は「画像を診る」のが僕らの仕事なのですが、まあガイジンには「見る」という風に思ったのでしょう。ところでこのミーティングのアレンジはすべて外人によりなされたそうで、だからこんな風な不思議なJapanese Partyになっているのだと思います。壇上右側ではお琴が演奏されていました。

セッションが始まると、最初に左のように新しい社名が映し出されました。説明をするのはデニス・クックという、GE社のGlobal MR businessのGeneral Managerさんです。

若いのにエライんですこの人。話し方もエラそうで、ポケットに左手をつっこんで、右手にはCordless Presenterをもって流れるようにプレゼンをしていました。エラそうですが、でもかっこよかったです。はい。

左のスライドは、アマシャムと組むことでどのような利点があるかを説明するものです。

ごらんのように、GE Medicalでは診断装置の技術を持っています。またアマシャムは造影剤、タンパク質解析などを行う会社です。

左下のように、現在の診断は、
・疾病の予測:患者背景→遺伝子による予測
・診断:解剖/粗大な機能的解析→分子/微細な機能解析
・治療:症状の緩和/全身対象→完治/局所的治療
へと変わっていくわけですが、この意味でアマシャムと合併することが大きなアドバンテージになるというわけです。

そして今学会最大のニュースがこの、過分極させた13C(カーボンサーティーン)で標識したブドウ糖を注射してMRIで撮影するというものです。これは金曜日のプレナリーセッションで非常に完成度が高いことがわかりました。FDG-PETと同じことをMRIでやろうという、未来の診断方法です。これは後に詳報します。

で、今のニュースとしては、ごらんのようなものです。簡単に紹介しますと、8チャンネルコイルを用いた乳腺撮影(VIBRANT)(左)

VIBE/THRIVEと同じ系列のLAVA(3Dのgradient echo)(下、右)です。

LAVAはかなりコントラストが良くて、これならいつもつかってもいいかもしれないなと思いました。LAVAは3D, thin sliceですから、MPRして冠状断で見ることもできるからです。

下(左)は、ようやくGEでも脂肪抑制FIESTAができるようになったというニュース。うんうん、これは日本発信のプッシュによって製品になってきたようですよ。

下(右)は、GEでもボディコイルによるReferenceを採用し、これを元にした均一化を達成したというニュースです。フィリップスではCLEARと呼ばれているものです。PUREという名前です。

そのほかBody Propellerが搭載されるようです。左下の写真をよく見ると、アーチファクトが放射線状であることがわかります。おもしろい画像です。

右下はいままでのFRFSEとくらべて動きに強いということを示すものです。でもさぁ、FRFSEの画像は悪すぎるんじゃないか?こんんなにアーチファクトでるわけないじゃん、という感じです。Free Breathではなくて、きっとEnforced Breathの結果ですね(^^;)

そのほか、AWにはリアルタイム心臓撮影機能が搭載されて、きわめて簡単に次の断面が選べるようになったというアナウンスがありました。このへんはフィリップスが先行していましたね。
左上は、会場の様子です。日本的であり、すこしおかしな雰囲気でもあります。日本のパーティでは、「見」とか傘とかあんまりないですからね。外人の想像する日本がここにはあります、という感じでした(^^) 右上は日本酒をサーブしているところ。好きな人が多いみたいでした。

左は京都府立医大の伊藤先生(左)。京都であると、なかなか参加できなくて、朝と夜のセッションを中心に参加していました。仕事しながらだから大変ですね。

右側は内海さん。いつもお世話になり、ありがとうございます(^^)


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