Day4 GE ランチョンセミナー
今回のGEのランチョンは,最初から最後まですべて 3T, 3T, 3T.... の連呼でした.

3Tに今後の命運をかけていることがビシビシと伝わってきました.とくに全身用の3T装置がこの4月に認可されたことが大きなインパクトであると思いました.頭部専用だけでは,臨床全科の同意をとることは難しいですが,全身用装置となれば,導入したい病院は沢山あるであろうからです.

タイトルに驚きました...

「3T MRI〜新しいclinical "sndard”の夜明け」

と来たわけです.相当挑発的です.

ごらんのように4つのパートがあったのですが,

1時間の間,すべて3T装置の話でありました.

でこれがいままで通過してきたFDAの許可の歴史です.

最後のApril 2001で,全身用装置の許可が出たことがビッグニュースです.

まるでISMRMに合わせたかのようなタイミングで,ちょっとずるいかな〜という感じ...(?)

最初は脳の話で,これはもうおなじみですね.

造影効果が良いとか,

高分解能だとか,

perfusionにもsensitiveだとか,

spectroscopyにも良いとか,,

という話が続きました.

そして,大渕先生のところにもあったように,whole body coilによる前立腺や子宮の高分解能の画像が表示されました.

この画像はendorectal coilなどは使用せず,body coilで均一なgainで高分解能になっているところがミソなわけです.

これをみて俄然欲しくなる人は多いのでは..?

ちなみにreduced flip refocusing pulseは,SAR対策です.3Tではheat depositionが起こりやすいためです.(ちなみにこのような方法は,本来はあまり推奨されるものではないようです)

またここには表示していませんが,RFがより高周波になるため,中心部に届きにくい現象(B1 inhomogeneity =Boでないことに注意)が重要な課題だそうです.

この件に関しましては,シェーリングのJapan nightで説明してくださった高橋先生のお話を始め,すでに3Tでのご研究もされている名大の深津先生に教えていただきましてありがとうございました.

骨関節領域では,さらに成功が約束されていますね.

軟骨が生き生きとしているな〜,と思いました.

手根骨もすごいっす.
これはPのスペクトルですが,ATPがばっちし分離できているしさ....

(この辺になるとみんなだんだんため息,..)

そのほかTwin gradient(が進歩すると多分使用される)頭部用のコイル.

SR 1000T/m/s.

ボランティアではやりたくないナー

刺激になって回転良くなるかもしれないけど.

最後のほうでは,Quiet technologyの話で,

音比べもしていた.この辺は,日本人としては東芝のプレゼンのパクリのような感じです.

というわけで,GEは3T装置が最も早く供給できることによりブランドイメージを保とうとしている感じでした.

日本ではこれから厚生省の検討が始まるので,聞いたところによるとどんなに早くても1年以上はかかるらしいですが,しかしそれでもなかなか気になりますね.すこし時間稼ぎができますから,日本の会社もぜひ頑張ってほしいところです.

来年のISMRMではかなり3Tの(骨盤のみでなく上腹部も)画像が出ることでしょう.ちなみに場所はハワイなので,演題は激戦になるんだろうなあ..