小さいとき

↑これは保育園の時の写真(左端)。1963年(昭和39年)頃の写真だと思います。
カラー写真もちらほらでてきましたが、まだまだ白黒がメインの時代です。
今より目が垂れている気がします (^^) このもちもち肌に戻りたいなぁ。

マチュピチュ

↑上の写真の45年後・・・まっ、いいか。
2009年にペルーのISMRM Chapter(地方会)に招いて頂いたときに、マチュピチュを訪れて撮影した写真。
インカ帝国の遺跡には本当にびっくりしました(複数の石の擦り合わせ面が奇跡的で人間業とは思えません)。

 

phase resolved MRA

↑これは1991年ごろ撮影されたMRIやMRAです。撮影装置は当時ぶっちぎりで高性能だったGE社のSigna Advantage 1.5T。大昔なのにかなりきれいに撮影できていることに驚きます。

右下のものは、phase resolved MRAと言って、この写真の場合、上下方向に流速を検知して、最大値投影と最小値投影を行なってこれを足しあわせたものです。鎖骨下動脈盗血症候群の症例で、左椎骨動脈の血流が逆になっているのがよく分かりますね。SignaのIndependent Consoleを用いて、「もしかしてできないかな」と思って試してみたら出来て驚きました。当時は論文を書けなかったので、惜しかったです。また特許の申請方法も分からずにぼやーとしていたので、その後GEから「特許にします」という話を聞いて、へぇ〜そうなんだ、と大して気にも止めなかったです (^^;) まっ、とにかく研究が出来ればそれだけで嬉しかった日々でした。当時は1週間ごとにシークエンスが新しくなっているような感じの速度感でしたよ。

dwi in 1991

↑これも1991年に撮影された拡散強調画像です。b値はたしか280ぐらいでした。当時は(Conventional)SE法で撮影していました。EPIなし、FSEでもない、普通のSEですよ。20分ぐらいかけて撮影すると、5枚画像が出てくるのですが、上下のスライスはアーチファクトがものすごくて、そのなかの真ん中のスライスしか使い物になりませんでした。

でも、intraventricular cystがよく描出されていますね。

あ、文字はとてもきれいですけど、これは「写植」で印刷されたものです。今の人は使ったことはないよね。これはかなりお金が
かかるのですが、当時はいわゆる「薬屋さん」が、学会に使うものはみんな費用を出してくれている時代でした。

脳室造影

↑当時はまだ脳室造影が(ぎりぎり)行われる時代だったので、こんな風にintraventricular cystが造影されない領域として描出されています。直接的にDWIと脳室造影CTが比較できるわけで、今となってはとても貴重なデータですね。ちなみにこの患者さんは、cystが拡大して神経症状がでていたために、嚢胞に穴を開ける治療がなされたと覚えています。

これは神経放射線研究会で賞をいただきましたよ。でも、論文が書けなかったのでそのままに・・。本当に申し訳ない。

 

dr. tom dixon

↑これは割と最近の写真で、ISMRMで、(あの、脂肪抑制の「DIXON法」の)Dixon先生と一緒に撮ったもの。
私は1995年にAtlantaのEmory大学に留学したのですが、そのときPhilips Research InstituteにいたのがDixon先生です。
本当にDIXON法を考えた人だとわかってその時はびっくりしました。私は3ヶ月しかいませんでしたが、よく覚えてくれていて、いまでもISMRMで会うと気さくに話をしてくれます。今はGEに勤めています。

radiology review manual

↑これは、そのときアメリカに持っていったRadiology Review Manual。帰るときに、同僚にサインをしてもらいました。右下の、Tom Dixonと書いてあるのが、Dixon先生です。Dixon先生は菜食主義(かなぁ)で、お昼は、山のような野菜(人参とか)をモリモリ食べていました。

その上のは、Roderic Pettigrew先生のサインで、Pettigrew先生はいまNIHで偉いさん(NIBIB; National Institute of Biomedical Imaging and BioengineeringのDirector)をしています。以前ISMRMが京都で有りましたが、その際に東京に寄られ、ご案内しましたが、秋葉原のパーキングタワービル(何の変哲もないものですがひょろ長いやつ)を見て、こんなものはアメリカにない、とびっくりして写真を撮っておられました (^^;;)